2010年01月12日
沼津市立愛鷹小学校耐震補強工事(その10)

ともたかです

世界中で寒波が猛威を振るっているというニューズが流れていて、その寒波がとうとう日本にもやってくるようです。
体調に十分注意をしてお過ごしください

前回まで、内装の壁の施工を紹介しました。
今回は、塗装工事をアップいたします。
壁をケイ酸カルシウム板(通称 ケイカル板といいます。)まで、貼り終ったら、
次に壁の塗装に入ります。
いわゆるペンキ塗りというものですが、ただ塗料を塗ればいいというものではありません。
建築物には、建築物の施工方法というものがあり、その工種ごと施工方法が決められています。
その、ルールブックとも言えるものはというと・・・・。
こちら・・・
公共建築工事標準仕様書という本であります。
この仕様書にのっとって、工事をすすめていくわけであります。
では、どのように作業をするのかというと・・・
まず、塗装をするために、塗装面の汚れを取り除きます。
そして、汚れをとりのぞいたら、パテで穴を塞いでいきます。
パテを塗ったら、ヤスリでパテ面をこすります。
ヤスリでパテ面を研いだら、今度はケイカル板に吸込み止めを塗ります。
吸込み止めを施すことによって、塗料がケイカル板に染み込むのを防ぎます。
ここまで、作業することでようやく塗料を塗ることができます。
今回の塗装は、2回塗りが指定でしたので、下塗りをしたあと上塗りをして完了となります。
黒板に「中塗り」と書いてありますが、「下塗り」の間違いです
白いケイカル板に白い塗料を塗った為、変り映えしませんが・・・・
このようにキレイに仕上がりました・・・
どうですか・・・
各所、完成状況は後日アップいたしますので、お楽しみに・・・・
引き続き、施工状況をアップしてまいります