飯田建設工業の住む人の心で創る家

今日は久しぶりに原町幼稚園の記事を書きたいと思います

いつの間にか２週間ぶりの更新となってしまいました・・・・

前回の記事では２階の躯体が打ちあがったところまで紹介したのでその続きを紹介します


２階の次は屋上に上がるためのペントハウスの施工をしていきます。

手順は１、２階と同様なので駆け足で紹介していきたいと思います




まずは壁の鉄筋を組んで

↓

型枠を組んで


 

↓

スラブの配筋をして

↓

中空スラブを施工します



↓

配筋検査を受けて



コンクリートの打設になります

いよいよ今回が最後の打設です

最後の最後で雨が降りませんよ～に

 

お待たせしました。

２階躯体のコンクリート打設がやってきました



始まりましたよ～



年長さんの教室の円形の屋根を打設しています

 



コチラは屋上を打設している様子です

 


本日の数量270ｍ3！！生コン車54台分です

なかなかの打設日和で順調に打つことができました

おにぎり片手に３時までかかって無事打設完了です

しかし・・・・・・・・







そうです！左官やさんの仕事はここからなんです(>_<)

今回は屋根がありますので、金鏝押えという仕上げを左官やさんが行います。

水分の引き具合を見ながら作業していくのでなかなか時間がかかるんです

この日は9時までかかって作業終了です。

これでも早く終わったほうなんですよ




みなさん！！！

ほんっっっとうにご苦労様でした～！！！


 

型枠ができたら大工さんから鉄筋やさんにバトンタッチです

１階の時と同じ流れで施工していきます

下筋の配筋をして



中空スラブを施工して

 中空スラブが完了したら・・・

上筋を施工します

 

配筋検査を受けて・・・

そしてまたやってきました。

次回はコンクリートの打設ですﾄﾞｷﾄﾞｷ

 

スラブを張ったら鉄筋なんですが、その前に庇を紹介しておきます

コレです



なにコレ？？って思いますよね？

庇なんです




円形の天井に沿ってついています

そして先端の部分も円形になっています。



この庇実は特注品なんです

庇の形状が三次元になるため、自社では計算しきれず専門の業者さんにおまかせしました。

自分たちで計算してみたもののなかなかうまくいかず四苦八苦していました

計算できる業者さんが見つかったときのうれしさといったらそれはもう・・・

コンクリートを打って型枠が外れるのが今から楽しみです
 

打ちあがった１階の躯体に墨出しをし、型枠を建てる準備をします。

そして、１階の時と同じように外側の型枠を建てていきます・・・



この部屋は遊戯室なんですが、天井が円形になっています





遊戯室の部分だけ天井が高いのがわかりますか～

一番高い所で約4.6ｍあります



そして１階のように鉄筋を組み～

 


スラブを張ります




大工さんの親方が写ってますが、やっぱりカメラ目線です笑

この部屋は年長さんの部屋の天井になります




遊戯室はどうなってるかというと・・・・・・




足場を組んでいます。

作業のためもありますが、この足場が遊戯室の屋根を支える役割も果たすわけです

 

 



まだ躯体工事の段階で屋根がない為、天候に左右される作業もでてきます

雨が降りませんよ～に

ってことで、てるてる坊主作ってみました。

効果は・・・・・・・・・









グゥ～です

これってやっぱりずっと飾ったままにしておくと効果ってなくなっちゃうんですかね・・・？




てるてる坊主２号を作ろうかな 

いよいよ１階のコンクリート打設ですﾄﾞｷﾄﾞｷ

この日は快晴

本当は打設の時は曇くらいがちょうどいいのですが、ワガママは言ってられません(>_<)






始まりましたよ




この日の数量およそ330m3！生コン車66台です！！

数量としては基礎の時より少ないですが、今度は壁・梁・スラブとあるため、打設時間が基礎のときよりかかります

しかし、この建物はコンクリート打放しのため、休んでいる時間はありません

いつもは壁まで打って最後にスラブと２周まわって打つのですが、そうすると打ち継いだ部分に継目が見えてしまいます

それを失くすために今回は一度でスラブまで打ってしまいます

この現場のMVP男にそれに耐えられるだけ、型枠に支えをしてもらうわけです




交代で休憩をしながら、おにぎり片手に3時までかかってやっと打設完了です

暑い中職人さんたちは本当にがんばってくれました

毎回毎回職人さんの体力には驚かされます

私はたいしたお手伝いもできずにヘバっていましたが・・・・・・・・・


みなさん本当にご苦労様＆お疲れ様でしたm(_ _)m！！！




 

ボイドが完了したら上筋の配筋です。



これもまた１箇所ずつ写真を撮っていきます



そして構造の先生の配筋検査を受けます。


 

ここで配筋が間違っていないか、足りないところはないか構造の先生がチェックします。

設計も構造も東京の事務所なのでこの検査のために東京からやってきます

遠いところご苦労さまです

この検査で指摘されたところを直してから打設になります。



そして次回はいよいよコンクリートの打設です・・・・・・ﾄﾞｷﾄﾞｷ







・・・・・・・次回へつづく 

一般のスラブは下筋の後は上筋になりますが、この現場は下筋と上筋の間にボイドが入ります。

それはどんなものかというとコチラ



 

中空スラブといいますがこの銀色のパイプをスラブの配置します。


 


　①上階の音、振動が伝わりにくい。

　②梁が出てこないため自由な間取りができる。
　
　③スラブの軽量化ができる。


など、この中空スラブには様々なメリットがあります

私、恥ずかしながらこのような工法があるなんて今まで知りませんでした・・・

初めて見ましたがスラブの中にボイドを入れるなんて驚きです

まだまだ勉強が足りないですね～・・・m(_ _)m



 

職人さん紹介の第２弾です。






工事現場でカメラを向けられるとすぐにポーズを取ってしまう男がいたんですよ～　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　なにー！！！？？　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　男はだまってげんのう！　　　　
　　　　男はだまってげんのう！　







お待たせしました！！！！

原町幼稚園のMVP男がブログに登場です！！

この男は仕事が終わっても四六時中頭の中は現場のことでいっぱいです。



休憩の時も原町幼稚園
お昼休みも原町幼稚園
帰りの車の中も原町幼稚園
飲んでるときも原町幼稚園



この工事の最も重要な型枠大工の親方がこの男！！！

自らの子供も三島の幼稚園に通っている。

そのため並々ならぬ責任と意気込みをもって、夏の暑い日々も乗り越えてくれた！

仕上がりも上々だ




サンキュー親方！！！

ご苦労様