2008年10月25日

原小学校耐震工事 現場状況(その6)

皆さん、こんにちはicon01



ともたかですicon23




前々回に鉄骨ブレースの設置の事をアップしました。





このように・・・・icon14


これには、まだ続きがありました・・・・・・メモ


ので、その続きのことを書いてみます。


鉄骨ブレースは、設置して終わりなのではなく、このあとコンクリートの打設がありますダッシュ


どこに打設するのかというと・・・・・・・。


上の写真をよく見ると、ブレースの廻りに隙間がありますね。


この隙間を埋めるわけですhouse 01


施工方法は、特別難しいものではなく、隙間を型枠でふさいでいきますicon15







隙間を塞いだら、コンクリートを流し込みます・・・・・・ダッシュ

ここで使用するコンクリートは、無収縮モルタル(建築では、グラウトとよびます。)というものを使用します。

さらにそのモルタル(グラウト)も水との配合が適切かどうか検査をしてから打設をしていきます。


作業の流れは・・・・・・・。



まずicon15icon15



適正な材料が搬入されているか確認をしますok









これらが、試験道具ですcom







立会いの下、試験をして、適正な配合かどうかを検査しますok





この試験により、設計通りに打設できるかを判断し、合格すると打設移りますok



通常、セメントはプラントと呼ばれる製造工場から出荷されますが、耐震工事で使用するモルタル(グラウト)は、
現場でセメントを練ることが多いです。








小型のポンプにてモルタル(グラウト)を圧送して型枠内に充填しいきますダッシュ










中のモルタル(グラウト)が固まり、型枠を外すと・・・・・・icon12








どうです? きれいに隙間が埋まっているでしょうicon12


これで、ブレースの設置完了となるわけですoyayubi



ここまでできると、メインとなる補強工事自体は完了となります。



ここから先は、内装、外装の工事に移っていくわけです・・・・。


次回もお楽しみに・・・・・・・hand 02
 


Posted by 株式会社飯田建設工業 at 19:10Comments(0)耐震工事